今、変わるのか?大腸微小病変の取り扱い
処置・治療 微小腫瘍治療後の内視鏡検査間隔
小林 望
1
,
松田 尚久
,
藤井 隆広
,
佐野 寧
,
斎藤 豊
1栃木県立がんセンター 画像診断部
キーワード:
大腸内視鏡法
,
大腸ポリープ
,
大腸腫瘍
,
診療ガイドライン
,
アメリカ
,
日本
,
ヨーロッパ連合
Keyword:
Colonic Polyps
,
Colonoscopy
,
European Union
,
Japan
,
United States
,
Colorectal Neoplasms
,
Practice Guidelines as Topic
pp.247-252
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014229010
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欧米では,大腸ポリープ切除後の内視鏡検査間隔に関するガイドラインが確立しており,初回検査時のポリープの数,大きさ,組織所見に応じて患者のその後のポリープ(あるいは大腸癌)発生リスクを予測し,次回検査時期を推奨している.微小腫瘍のみを有する患者は,より大きなポリープを有する患者よりポリープ発生リスクが低いとされているが,その個数が多い場合(とくに3個以上)にはリスクが高くなる.日本独自のガイドライン作成は急務であり,Japan Polyp Studyの結果が待たれる.
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