超高齢化社会に向けた大腸内視鏡検査
超高齢者の大腸癌スクリーニング
居軒 和也
1
,
松田 尚久
,
関口 正宇
,
森 源喜
,
高丸 博之
,
山田 真善
,
松本 美野里
,
坂本 琢
,
中島 健
,
角川 康夫
,
斎藤 豊
1国立がん研究センター中央病院 内視鏡科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
死亡率
,
潜血反応
,
大腸腫瘍
,
発生率
,
平均余命
,
80歳以上高齢者
,
検便
,
アメリカ
,
日本
Keyword:
Aged, 80 and over
,
Colonoscopy
,
Japan
,
Life Expectancy
,
Mortality
,
Occult Blood
,
United States
,
Colorectal Neoplasms
,
Incidence
pp.73-78
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015152805
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日本は超高齢社会に突入しており,今後も高齢化は継続するとされている.大腸癌スクリーニングは40歳から開始されるが,年齢の上限は決められていない.余命が短いと考えられる対象にはスクリーニングは有効でないと考えられ,超高齢者の大腸癌スクリーニングにおいては,余命・基礎疾患などの要因を考慮する必要がある.スクリーニングが十分でない超高齢者に対しては,初回から全大腸内視鏡が有用な可能性がある.
Copyright © 2015, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.