カプセル・バルーン内視鏡の新展開
[カプセル内視鏡編]パテンシーカプセルの有用性とクローン病への応用
吉村 透
1
,
大宮 直木
,
中村 正直
,
山村 健史
,
山田 弘志
,
名倉 明日香
,
中野 有泰
,
大島 啓嗣
,
後藤 秀実
1名古屋大学 大学院医学系研究科消化器内科学
キーワード:
Crohn病
,
腸粘膜
,
腹部X線診断
,
禁忌(診断)
,
カプセル内視鏡法
,
腹部CT
Keyword:
Crohn Disease
,
Intestinal Mucosa
,
Radiography, Abdominal
,
Capsule Endoscopy
pp.547-552
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014064979
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パテンシーカプセルの導入により,クローン病に対してカプセル内視鏡が施行可能となって約1年が経過する.パテンシーカプセル・カプセル内視鏡検査は適応・禁忌を十分に理解したうえで使用すれば,低侵襲かつ高感度にクローン病小腸粘膜病変を評価でき,粘膜治癒を目指すうえで非常に有用な検査となる.とくに,クローン病小腸病変の有無や治療効果判定などにカプセル内視鏡検査は有用である.
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