カプセル・バルーン内視鏡の新展開
[カプセル内視鏡編]自走式カプセル内視鏡の現況と展望
倉本 貴典
1
,
能田 貞治
,
井口 宗威
,
太田 和寛
,
小嶋 融一
,
竹内 利寿
,
井上 拓也
,
梅垣 英次
,
樋口 和秀
1大阪医科大学 第2内科
キーワード:
胃
,
小腸
,
食道
,
大腸
,
カプセル内視鏡法
,
磁界
Keyword:
Esophagus
,
Intestine, Large
,
Intestine, Small
,
Stomach
,
Capsule Endoscopy
,
Magnetic Fields
pp.553-556
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014064980
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カプセル内視鏡の診断は撮影された静止画像の解析であるため,チューブ式内視鏡と異なり,病変部を検者がリアルタイムに任意の方向から観察することは困難である.この欠点を克服するため,磁場を利用して駆動制御する自走式カプセル内視鏡の開発に取り組んできた.生体内で駆動に問題がないことを証明し,ヒトの全消化管内で操作することが可能となったが,まだ改善する余地が残されており,現時点の課題と実現性,および今後に向けての展望を示す.
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