消化器疾患診療支援のための栄養療法の最先端
経皮内視鏡的胃瘻による栄養管理
新後閑 弘章
1
,
前谷 容
,
大牟田 繁文
,
徳久 順也
,
成木 良瑛子
1東邦大学医療センター大橋病院 消化器内科
キーワード:
胃鏡法
,
意思決定
,
医の倫理
,
胃造瘻術
,
インターベンショナルラジオグラフィー
,
減圧
,
腫瘍
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
栄養管理
,
禁忌(治療)
,
経皮経食道胃管挿入術
Keyword:
Algorithms
,
Decision Making
,
Decompression
,
Gastroscopy
,
Ethics, Medical
,
Gastrostomy
,
Neoplasms
,
Radiography, Interventional
,
Practice Guidelines as Topic
,
Nutrition Therapy
pp.1089-1096
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014261349
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経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy;PEG)は経腸栄養や減圧目的にも用いられるが,適応と禁忌および人工的水分・栄養補給(AHN)の導入に関する意思決定プロセスについても考慮する必要がある.PEG造設の各種方法の適応を理解し,交換手技では確実な確認が重要である.PEGの管理や栄養投与法の違いを理解し病態に合わせた方法を選択する.がん患者にも経腸栄養のためのPEGや,悪性消化管狭窄においてPEGによる減圧が有効なことがある.PTEGはPEG困難症例に対する消化管IVR手技であり,経腸栄養および減圧が可能である.
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