栄養管理を究める
各論 経皮経食道胃管挿入術(PTEG)
大石 英人
1
,
城谷 典保
,
亀岡 信悟
1東京女子医科大学附属八千代医療センター 消化管外科
キーワード:
胃鏡法
,
胃造瘻術
,
術後管理
,
経皮経食道胃管挿入術
Keyword:
Gastroscopy
,
Gastrostomy
,
Postoperative Care
pp.709-713
発行日 2011年7月1日
Published Date 2011/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011265853
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経皮経食道胃管挿入術(percutaneous transesophageal gastrotubing:PTEG)は非破裂型穿刺用バルーンを用い超音波下穿刺により頸部食道瘻を造設し、同部より挿入したチューブ先端をX線透視下に目的臓器まで誘導し留置する消化管のinterventional radiology(IVR)手技である。経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy:PEG)の造設不能例もしくは困難例にも簡便かつ安全で低侵襲に造設が可能であることを特徴とし、主に経管経腸栄養法や腸管減圧法に用いられる。2005年12月より一時保険適用外となったが、2011年4月より暫定点数による保険診療が復活した。
©Nankodo Co., Ltd., 2011