PEGの現状
PEGの管理 内視鏡使用によるカテーテル交換手技
日下部 俊朗
1
1東札幌病院 消化器内科
キーワード:
胃鏡法
,
異物移動
,
胃造瘻術
,
カテーテル法
,
留置カテーテル
,
術後合併症
Keyword:
Catheters, Indwelling
,
Catheterization
,
Gastroscopy
,
Foreign-Body Migration
,
Gastrostomy
,
Postoperative Complications
pp.1405-1409
発行日 2013年8月20日
Published Date 2013/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2013323103
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経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)カテーテル交換後には,腹腔内誤挿入による腹膜炎などの偶発症を引き起こすため,カテーテルが確実に胃内に留置されていることを確認しなければならない.内視鏡を使用した交換は確実な確認方法であり,PEG造影や着色水などの吸引による間接確認法で十分確認できない際には,内視鏡を使用した直接確認法は不可欠である.経鼻内視鏡は経口内視鏡と比較して患者の苦痛も少なく有用である.また,経胃瘻カテーテル内視鏡も開発されており,それぞれの特徴を踏まえた使い分けが必要である.
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