透析膜update-生体適合性からみた評価法と特性
生体適合性の評価法 in vitro評価法 白血球と血小板へ及ぼす影響の評価
小林 こず恵
1
,
塚尾 浩
,
小久保 謙一
,
小林 弘祐
1北里大学 医療衛生学部医療工学科臨床工学専攻
キーワード:
Vitamin E
,
血液透析
,
血小板活性化
,
白血球
,
生体適合性コーティング材
,
生体適合性
,
多血小板血漿
,
血液透析膜
Keyword:
Renal Dialysis
,
Leukocytes
,
Platelet Activation
,
Vitamin E
,
Coated Materials, Biocompatible
,
Platelet-Rich Plasma
pp.543-549
発行日 2016年5月10日
Published Date 2016/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2016266954
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生体適合性は最終的には臨床で評価されるべきであるが,臨床では,さまざまな因子が影響を与えているので,結果の解釈が難しい.一方,材料開発の分野においては,臨床での使用条件と異なる条件下で評価されることが多い.したがって,できるだけ臨床に近い条件での比較が可能なin vitroでの生体適合性の評価も,新たな情報を得るうえで,非常に有用である.それぞれから得られた結果を相補的に利用することで,さらに生体適合性に優れたダイアライザや透析膜の開発につながると考える.
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