後期高齢透析患者の看護のあり方を再考する
後期高齢透析患者の看護の実践事例 家族への支援
小手田 紀子
1
1緑栄会三愛記念病院 看護部
キーワード:
高齢者看護
,
血液透析
,
腎不全-慢性
,
認知症
,
患者ケア計画
,
家族看護
,
腎臓病看護
Keyword:
Dementia
,
Geriatric Nursing
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Patient Care Planning
,
Family Nursing
,
Nephrology Nursing
pp.337-342
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2016234796
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透析治療の進歩に伴い長期透析患者が増え,また後期高齢者の血液透析導入も増加し患者も高齢化してきた.高齢者は,身体能力の低下によりADLの維持が困難になり,セルフケアの能力も低下することがある.また記憶力の低下や視力障害,認知機能の低下などがみられる.透析治療は生涯続くことから家族への負担も大きくなる.認知症を合併する高齢患者の透析治療の安全と,患者を支える家族と信頼関係を築き,患者の療養生活が安定的に送れるようにその支援のあり方について考える
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