PAD(末梢動脈疾患)フットケアを救肢・救命につなげるために必要な知識
(第4章)フットケアのあり方 血管外科からみたフットケアのあり方
熊田 佳孝
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1松波総合病院 心臓血管外科センター
キーワード:
下肢
,
虚血
,
血液透析
,
血管外科
,
触診
,
腎不全-慢性
,
微小循環
,
有病率
,
視診
,
フットケア
,
末梢動脈疾患
,
血管石灰化
,
バイパス術
Keyword:
Kidney Failure, Chronic
,
Ischemia
,
Renal Dialysis
,
Microcirculation
,
Palpation
,
Vascular Surgical Procedures
,
Prevalence
,
Lower Extremity
,
Vascular Calcification
,
Peripheral Arterial Disease
pp.805-812
発行日 2015年6月20日
Published Date 2015/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015274188
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<Point>透析患者で末梢動脈疾患(PAD)を発症している際には、全身の動脈硬化が進行していると考えるべきである。透析患者では、間欠性跛行の症状がないまま足の難治な創が重篤な状態になりやすい。透析患者の動脈硬化の主体は末梢微小循環にあると考えるべきである。まずは裸足になってもらって、足を触って、みることから始まる。
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