透析患者におけるテーラーメイドの栄養管理のあり方を模索する
症状に応じた食事・栄養療法の工夫 腹部膨満(とくにADPKD)で食欲不振者
伊藤 洋平
1
,
柏倉 弘恵
,
福重 亜紀子
,
関根 優子
,
長谷川 俊男
1神奈川県立汐見台病院 栄養科
キーワード:
血液透析
,
食事療法
,
食物繊維
,
食欲不振
,
腎嚢胞-常染色体優性多発性
,
腹部膨満
Keyword:
Anorexia
,
Diet Therapy
,
Dietary Fiber
,
Renal Dialysis
,
Polycystic Kidney, Autosomal Dominant
pp.1673-1676
発行日 2014年11月10日
Published Date 2014/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015136716
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<ポイント>1食提供量を少量にし,油脂類や粉あめなどでエネルギーの付加をする.間食を1日1~2回取り入れ,濃厚流動食や市販されている菓子類も間食として検討する.不溶性の食物繊維を多く含む食品の摂取は控え,消化管の蠕動運動阻害を軽減する.入手が容易で継続して利用しやすい食品を活用する.間食時にもリン吸着薬の服用について医師,薬剤師とともに検討する.
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