透析室での臨床研究-研究デザインと研究のまとめ方
質的研究 質的研究法の種類と腎不全領域に関する質的研究
森田 夏実
1
,
田村 紀子
1慶応義塾大学 看護医療学部
キーワード:
文化人類学
,
分類
,
民俗
,
質的研究
,
医療機関の事例研究
,
腎機能障害
,
KJ法
,
グラウンデッド・セオリー・アプローチ
,
ケーススタディ
,
現象学
,
内容分析
Keyword:
Anthropology, Cultural
,
Classification
,
Folklore
,
Organizational Case Studies
,
Qualitative Research
,
Renal Insufficiency
,
Grounded Theory
pp.445-452
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013199516
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質的研究法の種類と腎不全領域に関する研究例を紹介する.腎不全領域の質的研究はあまり多くなされていなかったが,グラウンデッド・セオリー・アプローチ,現象学的分析,質的内容分析の研究例を紹介して研究方法の特徴を説明した.そのほかにもKJ法,質的統合法,質的記述的研究,エスノグラフィー,歴史研究,事例研究,ナラティブ分析,参加型アクションリサーチについて概説し,腎不全領域でのテーマについて言及した.臨床家と質的研究者が共同することで,腎不全領域での臨床の質を高める知見を創出することが期待される.
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