透析室での臨床研究-研究デザインと研究のまとめ方
質的研究 概要とクリティークの視点
森田 夏実
1
,
田村 紀子
1慶応義塾大学 看護医療学部
キーワード:
言語
,
評価研究
,
偏見
,
研究者
,
質的研究
,
意味
Keyword:
Evaluation Studies as Topic
,
Language
,
Research Personnel
,
Prejudice
,
Qualitative Research
pp.437-444
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013199515
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質的研究は,インタビューや観察,手記や記事などの言語によるデータが語ることに忠実に,これまで"見えていなかった現象の意味や構造"を説明するための概念を明らかにする帰納的な研究方法である.質的研究論文のクリティークとして,研究の哲学的基盤に立った研究全体の一貫性を重視する視点を提示した.質的研究は,臨床家が実践の場で重要な知見と感じていても知識として表されていない現象を研究するには適した方法である.
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