特集 ここまで来たde novo cancer
Ⅳ.De novo cancer に対する人工知能の可能性─ 発見から診断まで含めて
三澤 将史
1
,
工藤 進英
1
,
森 悠一
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
大腸内視鏡
,
de novo 癌
,
陥凹型早期大腸癌
,
人工知能
,
ディープラーニング
Keyword:
大腸内視鏡
,
de novo 癌
,
陥凹型早期大腸癌
,
人工知能
,
ディープラーニング
pp.31-37
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000435
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De novo 発育を呈する陥凹型早期大腸癌は,腫瘍径が小さくとも粘膜下層に浸潤し,転移するリスクをもつ臨床的に重要な病変である.しかし,その発見・診断においては内視鏡操作技術だけではなく,診断能を向上させる必要がある.近年医療でも注目を集めている人工知能(AI)は,十分な学習サンプルを与えることでエキスパートと同程度の診断能を獲得できるとされている.本稿では本邦で薬事承認された内視鏡 A(I EndoBRAIN®)をはじめとした,内視鏡 AI の概況について述べる.
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