特集 人工知能(AI)と小児医療
人工知能の現状 医療・医学における人工知能 これまで行われてきた医療の分野での人工知能の利用と今後の課題
河添 悦昌
1
,
大江 和彦
1東京大学 大学院医学系研究科医療AI開発学講座
キーワード:
コンピュータ支援画像診断
,
医療情報コンピュータ処理
,
人工知能
,
鑑別診断
,
医療記録システム
,
エキスパートシステム
,
医学史(1601-現在)
,
臨床意思決定支援システム
,
医薬品リポジショニング
,
ディープラーニング
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Diagnosis, Differential
,
Medical Informatics Computing
,
Expert Systems
,
Image Interpretation, Computer-Assisted
,
Medical Records Systems, Computerized
,
Decision Support Systems, Clinical
,
Deep Learning
,
Drug Repositioning
,
History, Modern 1601-
pp.22-28
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019141066
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<Key Points>(1)現在は過去3回のAIブームを経て、医療へのAI応用が本格化している。(2)なかでも、医療画像を対象としたAIは開発が盛んであり、研究から臨床応用、実用化にわたる広い範囲で行われている。(3)一方で、電子カルテに入力される情報は保険請求を主な目的とするため、病名をキーにした症例の抽出すらも十分に行えない。(4)AIのさらなる活用を目指すためには、正しい臨床病名や正確な臨床情報の入力が行われるような運用のあり方、カルテ記載のあり方を検討する必要がある。
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