連載 内視鏡の読み方
似て非なる疾患か？― collagenous gastritis とcollagenous colitis
小林 正明
1
,
星 隆洋
1
,
森田 慎一
1
,
兼藤 努
1
,
須田 剛士
1
,
藤原 敬人
2
1新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院消化器内科
2藤原医院
pp.730-734
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CGJ.0000000016
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collagenous gastritis （CG）の組織学的特徴（定義）は，粘膜上皮下の膠原線維の肥厚と粘膜固有層の炎症細胞浸潤であることから，collag-enous colitis （CC）の類縁疾患とされている． 1989年に最初の症例が報告されて以来，国内外において約 60例以上の報告があるが，内視鏡像や病理組織像が十分認識されているとはいい難い．
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