休刊記念 臨牀消化器内科40年の歩み
3.消化器診療40年の進歩と次のステージ(8)胆膵外科の40年とこれから
佐田 尚宏
1
1新小山市民病院
pp.1677-1681
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003719
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「臨牀消化器内科」誌が創刊された1986年は,私が外科医としての歩みを始めてから3年目の年であった.初めて執刀医として担当したのは開腹胆囊摘出術で,以降地域の中核病院において年間100~150例の外科手術を術者および助手として経験し,技術の研鑽に努めていた.当時の外科診療の風景は,現在とはさまざまな面で大きく異なっていた.この40年間,臨床外科医として診療に携わるなかで,外科領域にはさまざまな変革がもたらされた.なかでも,内視鏡外科手術の登場,膵癌治療の変遷,ロボット支援手術の普及,そして21世紀に入ってからの外科医不足が,胆膵外科医としてとくに印象深く,時代の節目を画する出来事であった.本稿では,この4項目に焦点をあて,胆膵外科の変遷を俯瞰しつつ,将来への展望を示す.

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