休刊記念 臨牀消化器内科40年の歩み
3.消化器診療40年の進歩と次のステージ(5)炎症性腸疾患のこれまでとこれから
加藤 順
1
,
太田 祐樹
1
,
堀尾 亮輔
1
,
對田 尚
1
1千葉大学消化器内科
pp.1659-1664
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003716
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「臨牀消化器内科」が創刊されてから40年経つそうである.この40年間で,消化器内科の多くの領域でさまざまな変化がみられたが,炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease;IBD)においても大きな変化がみられた.まず,本邦での患者数が非常に増加し,診療の機会が大きく増加した.そして治療法も非常に進歩した.とくに生物学的製剤(バイオ製剤)を中心とする分子標的薬の進歩は,IBDの診療を大きく変化させた.ちなみに本雑誌の特集を見ても,前半の20年でIBDが特集されたのは5回で,後半の20年では9回と増加しており,このこともIBD患者の増加,治療の進歩と無縁ではないだろう.

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