休刊記念 臨牀消化器内科40年の歩み
3.消化器診療40年の進歩と次のステージ(7)胆膵疾患に対する消化器内科診療の進歩
中井 陽介
1
1東京女子医科大学消化器内科
pp.1671-1676
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003718
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
胆道・膵臓疾患は,長らく外科疾患として扱われてきた歴史があり,内科医が携わる領域は限られていたが,近年では消化器内科医が果たす役割も大きくなっている.胆膵疾患が内科疾患へシフトしつつある大きな要因としては,ERCP (endoscopic retrograde cholangiopancreatography)やEUS (endoscopic ultrasonography)を中心とした内視鏡手技の発展と胆道・膵臓腫瘍に対する薬物療法の開発の二つが挙げられる.また他領域と同様にガイドラインの整備により,エキスパート・オピニオンに基づく診療から,エビデンスに基づいた診療の標準化・均てん化が進んだ時代であったといえるであろう.本稿では,胆道・膵臓疾患における消化器内科診療の主要トピックについて触れる.

Copyright © 2025, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.

