連載 内視鏡の読み方
表在型食道癌の術前診断
角嶋 直美
1,2
,
飛田 恵美子
1
,
室井 航一
1
,
廣瀨 崇
1
,
伊藤 信仁
1
,
古川 和宏
1
1東京大学医学部附属病院光学医療診療部
2名古屋大学大学院医学系研究科消化器内科学
キーワード:
食道表在癌
,
拡大内視鏡
,
超音波内視鏡
Keyword:
食道表在癌
,
拡大内視鏡
,
超音波内視鏡
pp.1741-1744
発行日 2022年11月20日
Published Date 2022/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002458
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表在型食道癌の深達度診断には,特殊光(image enhancement endoscopy;IEE)による拡大観察が広く用いられている.しかし,範囲が広い病変に対してすべての部位を拡大観察することはしばしば困難である.そのため,白色光(White light Imaging;WLI)診断である程度の深達度診断を行うことは重要と考えている.本稿では,表在型食道癌のWLI診断での深達度の評価,およびIEE併用拡大内視鏡,超音波内視鏡(EUS)による評価について述べたい.
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