特集 上部消化管腫瘍における先進的内視鏡治療の進歩
1 .前癌病変,早期癌に対する内視鏡治療の種類と適応(1)食道
金森 瑛
1
,
郷田 憲一
1
,
阿部 圭一朗
1
,
近藤 真之
1
,
鈴木 統裕
1
,
入澤 篤志
1
1獨協医科大学内科学(消化器)講座
キーワード:
食道癌
,
内視鏡治療
,
扁平上皮癌
,
食道腺癌
,
Barrett食道
Keyword:
食道癌
,
内視鏡治療
,
扁平上皮癌
,
食道腺癌
,
Barrett食道
pp.7-13
発行日 2020年12月20日
Published Date 2020/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001633
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近年,内視鏡検査とヨード染色の普及および最近の画像強調技術の開発・臨床応用により,食道癌の早期発見が可能となり内視鏡治療されるケースが増加しつつある.内視鏡治療は大きく組織切除法と組織破壊法に分類され,根治性の高いEMR/ESDは,初回治療の第一選択である.扁平上皮癌,Barrett食道腺癌を含む食道胃接合部癌における本邦での内視鏡治療の適応についても概説を加える.
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