連載 内視鏡の読み方
SM 浸潤を伴う大腸LST‒G の内視鏡診断
髙田 和典
1
,
堀田 欣一
1
1静岡県立静岡がんセンター内視鏡科
キーワード:
内視鏡診断
,
早期大腸癌
,
側方発育型腫瘍
Keyword:
内視鏡診断
,
早期大腸癌
,
側方発育型腫瘍
pp.547-554
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001147
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大腸癌の深達度診断は内視鏡治療適応の判断基準としてもっとも重要である.拡大内視鏡によるpit pattern 診断,Narrow Band Imaging(NBI)やBlue LASER Imaging (BLI)などの画像強調診断により,さらに精度の高い深達度診断が行われている.深達度診断能において,色素拡大とNBI 拡大を比較した試験では,pit pattern を用いた色素拡大診断が優れていることが報告されており7),現状ではpit pattern診断がもっとも高い診断能を有すると考えられる.
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