特集 大腸ESD の工夫
[各論]
4 .剝離の工夫(3)Multi‒Tunnel 法
港 洋平
1
,
大圃 研
1
,
鈴木 雄一郎
1
,
瀧田 麻衣子
1
,
酒井 英嗣
1
,
村元 喬
1
1NTT 東日本関東病院消化管内科
キーワード:
マルチトンネル法
,
パリセード法
,
大腸ESD
Keyword:
マルチトンネル法
,
パリセード法
,
大腸ESD
pp.295-302
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001082
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大腸内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)は広く普及してきたが,高度線維化やスコープの操作性不良な場合,大型病変などではいまだに困難な場合がある.われわれは大型病変に対しては,スコープの安定性やトラクションの有効性を備えるMulti‒Tunnel 法(Palisade 法)を用いており,本稿ではその方法と治療成績について実例を挙げて紹介する.
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