特集 ガイドラインに基づいた内視鏡診療
12. 超音波内視鏡下胆道ドレナージ術に関する診療ガイドラインの解説
伊佐山 浩通
1
1順天堂大学大学院医学研究科消化器内科学
キーワード:
超音波内視鏡下胆道ドレナージ術
,
interventional EUS
,
内視鏡的胆道ドレナージ
Keyword:
超音波内視鏡下胆道ドレナージ術
,
interventional EUS
,
内視鏡的胆道ドレナージ
pp.93-98
発行日 2019年12月20日
Published Date 2019/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001024
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超音波内視鏡下胆道ドレナージ術(endosonography/endoscopic ultrasoundguided biliary drainage;EUS‒BD)はERCP 困難な症例に対して有用な胆道ドレナージ法であり,急速に広まりつつある手技である.しかし,手技としては確立しておらず,専用のデバイスも少なく,重篤な偶発症発症の可能性もあるので,施行・導入にあたっては注意が必要である.本ガイドラインはエビデンスとエキスパートオピニオンを組み合わせて,安全に手技を行うために現在の標準的な手技,デバイス選択などを示している.また,これから始める医師の教育,導入する施設への備えるべき要件などについても触れているのも特色である.
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