特集 胆膵EUS の進歩
4 ．EUS‒FNA による治療（7）抗腫瘍療法
廣岡 芳樹
1
,
川嶋 啓揮
2
,
大野 栄三郎
2
,
石川 卓哉
2
,
後藤 秀実
1
1名古屋大学医学部附属病院光学医療診療部
2同 大学院医学系研究科消化器内科学
キーワード：
EUS‒guided ablation
,
EUS‒guided antitumor agent injection
,
遺伝子治療
,
ウイルス治療
,
細胞治療
Keyword:
EUS‒guided ablation
,
EUS‒guided antitumor agent injection
,
遺伝子治療
,
ウイルス治療
,
細胞治療
pp.1161-1165
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000065
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EUS ガイド下の抗腫瘍療法は，緩和医療を目指したものと腫瘍そのものに対する治療に分類される．腫瘍そのものに対する治療としては，腫瘍の物理的・化学的破壊を目指すものと，細胞・ウイルス・遺伝子などを注入し，腫瘍の縮小などを目指すものに分類される．腫瘍そのものに対する後者の治療は今後，全身的な免疫賦活などと結びついていく可能性を有する．
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