特集 人工知能を活用した透析医療の最適化
6.人工知能を支える透析医療におけるデータマネジメント―標準化とデータ中心AIが切り拓く臨床実装への道
森實 篤司
1
1ホスピー腎透析事業部臨床工学部・臨床工学技士/新生会第一病院
キーワード:
透析医療
,
人工知能
,
データマネジメント
,
HL7 FHIR
,
通信共通プロトコル
Keyword:
透析医療
,
人工知能
,
データマネジメント
,
HL7 FHIR
,
通信共通プロトコル
pp.153-162
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003727
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透析医療は高齢化や医療費の増大,人材不足といった課題の下にあり,治療の質を維持しながら効率化するために人工知能(AI)の活用が期待されている.しかしAIの性能は学習データの質と量に左右される.本稿では透析領域におけるデータマネジメントを中心に,HL7 FHIR記述仕様や通信共通プロトコルによる標準化の意義,AI導入の国内外事例,そしてデータ中心AIの重要性を論じる.リアルタイム血圧低下予測モデルや貧血管理支援システムなどの成果から,良質なスモールデータ構築と標準化がAI活用の鍵であると示したうえで,倫理・説明責任や人材育成も含めた将来展望を提示する.

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