特集 人工知能(AI)と小児医療
人工知能の現状 医療・医学における人工知能 医療ビッグデータの利活用と問題点
森崎 菜穂
1
1国立成育医療研究センター 社会医学研究部ライフコース疫学研究室
キーワード:
人工知能
,
臨床研究・疫学研究
,
小児保健医療サービス
,
診療情報管理士
,
スタッフ開発
,
ファクトデータベース
,
登録
,
プライバシー保護
,
ビッグデータ
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Confidentiality
,
Epidemiologic Studies
,
Registries
,
Child Health Services
,
Databases, Factual
,
Big Data
,
Medical Record Administrators
,
Staff Development
pp.34-38
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019141068
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)わが国において、数多くのレジストリが運用され、多くの成果を出している。(2)しかし、長期追跡が難しい、研究結果の一般可能性が不確か、データ収集にかかる労力が膨大であるという問題点を抱えているレジストリが多い。(3)公的情報のリンケージによる活用、既存レジストリ基盤の活用、データマネージャーなどの登用により、レジストリで収集されるデータの質を保ちつつ、ランニングコストを下げられる可能性がある。
Copyright© 2019 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.