ケース・スタディ
界面活性剤中毒に対し活性炭直接血液灌流を施行した1例
藤田 雅子
1
,
吉田 鈴
1
,
竹田 彩衣子
1
,
天野 晴康
1
,
大谷 恵
1
,
小林 伸暉
1
,
平澤 卓
1
,
安藝 昇太
1
,
土井 智喜
2
,
田中 啓之
1
1横須賀共済病院腎臓内科
2横須賀共済病院救急科
キーワード:
界面活性剤中毒
,
活性炭直接血液灌流
Keyword:
界面活性剤中毒
,
活性炭直接血液灌流
pp.677-680
発行日 2024年6月10日
Published Date 2024/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003023
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症 例:75歳,男性 主 訴:意識障害 既往歴:詳細不明 生活歴:刑務所から出所直後であり今後福祉施設入所が予定されていた. 現病歴:認知症のある高齢男性.X年Y月Z日に面談のため市役所職員が自宅を訪問したときにヤシノミ®洗濯洗剤を90 mL誤飲した.1時間後より意識障害が出現したため当院に救急搬送となった. 内服薬:なし 入院時現症:意識レベルE2V1M4,体温36.8℃,脈拍58回/min,血圧61/43 mmHg,呼吸数16回/min,SpO2 95%(O2 10 Lリザーバーマスク)
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