特集 学びなおし腹膜透析
6.カテーテル管理とカテーテルトラブル
長沼 俊秀
1
,
武本 佳昭
1
,
浅井 利大
2
,
内田 潤次
1
1大阪公立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
2大阪市立総合医療センター腎移植・透析部
キーワード:
腹膜透析
,
カテーテル
,
出口部感染
,
トンネル感染
,
臓器巻絡
Keyword:
腹膜透析
,
カテーテル
,
出口部感染
,
トンネル感染
,
臓器巻絡
pp.616-621
発行日 2024年6月10日
Published Date 2024/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003008
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腹膜透析患者の透析アクセスとして,腹膜カテーテルは必須であり,透析医およびメディカルスタッフはその管理とトラブルシューティングに習熟していなければならない.基本的な事項は他稿に譲り,本稿では実践的な内容として,カテーテル損傷時の対応,アンルーフィング(unroofing)や出口部変更術(subcutaneous pathway diversion;SPD),カフシェービング(cuff shaving),カテーテル抜去術,α整復,catheter repair by the forefinger(CRF),腹腔鏡下位置修復術などの実際について述べていく.
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