特集 透析施設における感染症対策 2023
第Ⅱ章 感染予防各論 【Column】新型コロナウイルス感染症の5類移行後における無症状・軽症患者に対する外来透析を行う際の隔離透析期間等の考え方について
菊地 勘
1
1下落合クリニック
pp.815-815
発行日 2023年6月10日
Published Date 2023/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002621
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新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更後は,行政が感染患者に対し外出自粛を要請することはなくなり,療養するかどうかはインフルエンザと同様に個人の判断に委ねられることになる.厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料によると,感染性のウイルス排出は,発症日を0日として6日目以降は大きく減少し,発症8日目には検出限界値を下回ることが報告されている.
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