ケース・スタディ
高血圧緊急症に伴う急性腎不全に対して透析を行い,離脱し得た1例
坂本 絵美
1
,
知念 美里亜
1
,
野口 はるか
1
,
鈴木 美香子
1
,
近藤 勲
1
,
新倉 崇仁
1
,
鈴木 みなみ
1
,
新井 洋平
1
,
片桐 大輔
1
,
日ノ下 文彦
1
1国立国際医療研究センター病院腎臓内科
キーワード:
腎動脈狭窄
,
腎血管性高血圧
,
経皮的腎動脈形成術(PTRA)
Keyword:
腎動脈狭窄
,
腎血管性高血圧
,
経皮的腎動脈形成術(PTRA)
pp.199-204
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001627
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症 例:78歳女性 既往歴:子宮筋腫(37歳),高血圧症(56歳),2型糖尿病(64歳),横行結腸癌,横行結腸切除術後(73歳),右半結腸切除術(74歳) 家族歴:なし 生活歴:独居,飲酒歴;機会飲酒,喫煙歴;なし アレルギー歴:ピリン系薬剤 内 服:エソメプラゾールマグネシウム水和物10 mg 1錠,ビソプロロールフマル酸塩2.5 mg 1錠,ベニジピン塩酸塩4 mg 2錠,シタグリプチンリン酸塩水和物50 mg 1錠,ロスバスタチンカルシウム2.5 mg 1錠,ニフェジピン20 mg 2錠,フロセミド 40 mg 1錠 主 訴:呼吸苦 現病歴:60歳代に糖尿病を指摘され,近医にてフォローされていた.腎障害進行のため,X年に当科紹介となり,以降当科外来に通院していた.
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