特集 透析生活をサポートする―各職種ができることと限界
3. 臨床工学技士の視点から―治療に関する患者データを有効に共有,管理する
芝田 正道
1
1東京女子医科大学東医療センター臨床工学部
キーワード:
自己管理への自主性
,
情報共有
Keyword:
自己管理への自主性
,
情報共有
pp.1615-1619
発行日 2019年12月10日
Published Date 2019/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001134
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透析患者のより良い生活のために,しなければならないことやできることは少なくなくないが,施設状況によっては限定的となることも多い.そういった状況下においてもわれわれ医療スタッフは患者からの日々の生活に関する情報や検査結果,理学的所見,透析中のバイタルなどを考慮した最良の治療方法を模索し提供しなければならない.そのためには患者自身の理解と協力が不可欠であり,医師や看護師,栄養士など他の医療スタッフとの情報共有が重要である.また,患者が必要とする治療方法の提案・提供ができるよう,医療スタッフは常に自己研鑽が必要である.
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