ケース・スタディ
紫斑とネフローゼ症候群を呈した1 例
島 久登
1
,
土井 俊夫
1
,
岡田 一義
1
,
水口 潤
1
1社会医療法人川島会川島病院腎臓内科
キーワード:
ネフローゼ症候群
,
クリオグロブリン
,
HCV 関連腎症
,
direct―acting antiviral agents
,
クライオフィルトレーション
Keyword:
ネフローゼ症候群
,
クリオグロブリン
,
HCV 関連腎症
,
direct―acting antiviral agents
,
クライオフィルトレーション
pp.1309-1315
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001057
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患 者:82 歳,女性 主 訴:尿蛋白,腎機能悪化 既往歴:慢性C 型肝炎,慢性心不全,脳梗塞 家族歴:特記事項なし 生活歴:喫煙なし,飲酒なし 内服薬:アジルサルタン40 mg,アムロジピンべシル酸塩10 mg,フロセミド80 mg,トラセミド8 mg,スピロノラクトン25 mg,トルバプタン7.5 mg 現病歴:X 年2 月まで尿蛋白-~±,尿潜血1+~2+,sCr 0.7 mg/dL 台で経過していた.X 年7 月に慢性心不全増悪で他院入院中に尿蛋白3+(7.48 g/gCr),Alb 2.9 g/dL とネフローゼ症候群を呈し,腎機能悪化(sCr 2.98 mg/dL)を認め精査目的に当院紹介となり入院した.
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