特集 在宅血液透析の勧め―円滑導入のためのノウハウ
6.在宅血液透析のバスキュラーアクセス
陣内 彦博
1
,
中山 友子
2
,
藤井 和真
2
,
吉田 智史
2
,
秋葉 隆
1
1東京ネクスト内科・透析クリニック
2東京ネクスト内科・透析クリニック臨床工学技士
キーワード:
在宅血液透析
,
バスキュラーアクセス
,
自己穿刺
,
自己血管内シャント
Keyword:
在宅血液透析
,
バスキュラーアクセス
,
自己穿刺
,
自己血管内シャント
pp.1271-1276
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001047
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在宅血液透析(HHD)では週透析回数の増加と透析治療時間の延長により,生命予後の改善,QOL の向上に大きく寄与している一方で,バスキュラーアクセス(VA)をより多く使用するためアクセストラブルが多いことも報告されている.せっかく優れたHHD 治療がVA トラブルで台なしになってしまうこともある.そのためにはしっかりしたVA 管理の体制が必要と考えている.HHD 患者には自己穿刺の教育だけでなく自己VA 管理の教育も行い,VA トラブルにすぐに対応できるような環境を整えることができれば,HHD でのVA トラブルの増加も防げると考えている.
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