CKD 患者におけるがん化学療法─透析患者を中心に
Ⅱ がん薬物療法の特性 2 殺細胞性抗がん剤―白金製剤
堀之内 秀仁
1
1国立がん研究センター中央病院呼吸器内科
キーワード:
シスプラチン
,
カルボプラチン
,
オキサリプラチン
,
ネダプラチン
Keyword:
シスプラチン
,
カルボプラチン
,
オキサリプラチン
,
ネダプラチン
pp.744-751
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000933
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• プラチナ製剤は,開発から約半世紀が経過した現在でもがん薬物療法のキードラッグである.
• 腎毒性,消化器毒性,聴覚毒性,神経毒性がおもな有害事象である.
• 毒性を軽減した,カルボプラチン,オキサリプラチン,ネダプラチンが,シスプラチンに続いて開発された.
• 透析患者における投与については,症例報告ベースの知見に限られている.
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