特集 腹膜透析患者のキュア&ケアのレベルアップ
8.PD 患者の看護
髙木 志緒理
1
,
丸山 祐子
2
,
橋口 純一郎
3
,
原田 孝司
4
,
舩越 哲
4
1衆和会長崎腎クリニック・看護師
2衆和会長崎腎病院・看護師
3衆和会長崎腎クリニック腎臓内科
4衆和会長崎腎病院腎臓内科
キーワード:
医療経済
,
PD ファースト
,
PD ラスト
,
QOL
,
レスパイトケア
Keyword:
医療経済
,
PD ファースト
,
PD ラスト
,
QOL
,
レスパイトケア
pp.1573-1578
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000739
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今後高齢化社会が加速する日本において,腹膜透析(PD)は医療費の抑制と患者QOL の向上のために検討する価値のある腎代替療法といえる.PD は,これを施行する時期によりPD ファースト,PD ラストに分けられ,いずれの場合にもレスパイトケアとして介護者である家族の負担を軽減する介護施設でのassisted PD も考えられる.看護師がPD 治療を支援する際は,PD ファースト・PD ラストにかかわらず,全期間を通して多職種連携によるPD 支援チームのコーディネーターとしての役割も求められる.さらにassisted PDの場合では,訪問医療チームや介護関連チームとの連携で,中心的役割を担う必要がある.
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