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日本麻酔科学会第72回学術集会講演特集号 招待講演
知らないと損をする! 処置時の鎮静・鎮痛のトレンドとガイドライン
Don’t Miss Out ! Global Trends in Procedural Sedation and Analgesia and Associated Guidelines
乗井 達守
1
Tatsuya NORII
1
1ニューメキシコ大学医学部救急部
キーワード:
処置時の鎮静・鎮痛
,
ガイドライン
,
医療安全
Keyword:
処置時の鎮静・鎮痛
,
ガイドライン
,
医療安全
pp.S143-S151
発行日 2025年11月20日
Published Date 2025/11/20
DOI https://doi.org/10.18916/masui.2025130020
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はじめに
病院には痛くて怖い処置が溢れている。処置時の鎮静・鎮痛とは,痛みや不快感を伴う医療処置を,患者がより快適に受けられるように行う鎮静の一形態であり,英語ではprocedural sedation and analgesia(PSA)と表記される1)。消化器内視鏡検査や歯科治療時にPSAを希望する患者は多い。使用される鎮静薬は時代とともに移り変わり,国内外で各種ガイドラインが急ピッチで整備されている。PSAは麻酔科領域で最も興味深いトピックの一つであるが,麻酔科コミュニティの中でPSAの最近の動向は十分に理解されていない。そこで,PSAのトレンドと関連するガイドラインについて解説する。

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