投稿論文 速報
エアロゾルボックスとエアウェイスコープ🄬を用いた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の気管挿管シミュレーション
齋藤 朋之
1
,
奥田 泰久
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
喉頭鏡法
,
気管内挿管法
,
感染予防管理
,
COVID-19
,
電子内視鏡
Keyword:
Infection Control
,
Laryngoscopy
,
Intubation, Intratracheal
,
COVID-19
pp.1305-1307
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021080694
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新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)患者の気管挿管をエアロゾルボックスとエアウェイスコープ(日本光電工業、東京)を用いてマネキンでシミュレーションした。両上肢の操作制限があるにもかかわらず、エアウェイスコープのターゲットマークを用いた気管挿管は容易であった。挿管チューブと高性能疎水性フィルタを接続し、喉頭展開を行うことで、気管挿管時の咳嗽反射による飛沫飛散を減らすことが期待できる。エアロゾルボックスとエアウェイスコープの組み合わせは、COVID-19患者の気管挿管による飛沫飛散の予防に有用であるかもしれない。
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