投稿論文 症例報告
無症状の遅発性外傷性気胸を合併した鎖骨骨折手術で、予防的に胸腔ドレーンを留置して全身麻酔を行った1症例
新垣 かおる
1
,
都丸 翔
,
山崎 晃
,
田甫 哲也
,
大湾 喜市
,
與座 浩次
,
伊波 寛
1中部徳洲会病院 麻酔科
キーワード:
気胸
,
吸入麻酔
,
胸部X線診断
,
胸部外傷
,
術中管理
,
全身麻酔
,
陽圧呼吸
,
Sevoflurane
,
胸腔ドレナージ
,
鎖骨骨折
,
胸部CT
Keyword:
Anesthesia, General
,
Anesthesia, Inhalation
,
Intraoperative Care
,
Thoracic Injuries
,
Radiography, Thoracic
,
Pneumothorax
,
Sevoflurane
,
Positive-Pressure Respiration
pp.792-795
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022279374
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鈍的外傷で鎖骨を骨折し、受傷8日目のコンピュータ断層撮影で偶然、遅発性外傷性気胸が判明した60歳・男性の全身麻酔を経験した。気胸は無症状であったが、予防的に胸腔ドレーンを留置した。陽圧換気による気胸の増悪はなく、手術翌日にドレーン抜去、術後4日目に独歩退院した。
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