投稿論文 症例報告
小児患者に対する覚醒下開頭術の麻酔経験
水野 彰人
1
,
溝田 敏幸
,
田中 具治
1京都大学医学部附属病院 麻酔科
キーワード:
Acetaminophen
,
Propofol
,
開頭術
,
覚醒
,
吸入麻酔
,
静脈麻酔
,
全身麻酔
,
てんかん
,
脳腫瘍
,
運動誘発電位
,
Sevoflurane
,
大脳皮質形成異常
,
術中神経生理学的モニタリング
,
胚芽異形成神経上皮腫瘍
Keyword:
Arousal
,
Anesthesia, General
,
Anesthesia, Inhalation
,
Anesthesia, Intravenous
,
Epilepsy
,
Propofol
,
Acetaminophen
,
Sevoflurane
,
Craniotomy
,
Brain Neoplasms
,
Evoked Potentials, Motor
,
Intraoperative Neurophysiological Monitoring
,
Malformations of Cortical Development
pp.858-861
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021294650
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小児における覚醒下手術の実施症例はまれである。われわれは2症例の小児覚醒下開頭術を経験した。8歳の症例では、問題なく覚醒を維持することができたが、6歳の症例では、十分な意思疎通が困難で、途中で断念せざるをえなかった。なお、8歳の成功症例は過去の最年少報告症例と同じ年齢であった。
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