投稿論文 症例報告
口腔内アフタを有するベーチェット病患者の子宮鏡下内膜切除術に対してマスクを用いた全身麻酔によって管理した経験
臣永 麻子
1
,
土井 克史
,
岡 泰浩
,
中村 智奈
,
三枝 勉
,
尾崎 道郎
,
長坂 浩
1埼玉医科大学附属病院 麻酔科
キーワード:
Behcet症候群
,
Fentanyl
,
Propofol
,
口内炎-アフタ性
,
子宮鏡法
,
子宮疾患
,
子宮内膜
,
静脈麻酔
,
全身麻酔
,
肥大
,
Dexmedetomidine
,
酸素マスク
Keyword:
Behcet Syndrome
,
Anesthesia, General
,
Anesthesia, Intravenous
,
Fentanyl
,
Endometrium
,
Stomatitis, Aphthous
,
Hysteroscopy
,
Hypertrophy
,
Propofol
,
Uterine Diseases
,
Dexmedetomidine
pp.426-428
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022140591
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ベーチェット病患者は、気管挿管などの手技による気道病変の悪化の可能性がある。また脊髄くも膜下麻酔は、神経ベーチェット病の合併や、穿刺による炎症や結節病変形成の懸念のため推奨されていない。そのため、われわれはマスク下で全身麻酔を選択した。その結果、周術期に気道合併症を生じることなく早期に社会復帰できた。
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