投稿論文 症例報告
ロボット支援腹腔鏡下胃全摘術の麻酔管理中にたこつぼ型心筋症を発症した1症例
卜部 一弘
1
,
小林 紗矢香
,
齋藤 朋之
,
奥田 泰久
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
Phenylephrine
,
胃腫瘍
,
胃切除
,
血管心臓造影
,
術中合併症
,
心電図
,
低血圧
,
腹腔鏡法
,
輸液療法
,
心筋症-たこつぼ型
,
ロボット手術
Keyword:
Angiocardiography
,
Gastrectomy
,
Stomach Neoplasms
,
Hypotension
,
Intraoperative Complications
,
Phenylephrine
,
Laparoscopy
,
Electrocardiography
,
Robotic Surgical Procedures
,
Takotsubo Cardiomyopathy
pp.1341-1344
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022069469
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70歳、男性、胃体部がんのロボット支援腹腔鏡下胃全摘術の気腹開始45分後に、循環破綻を伴うたこつぼ型心筋症を発症した。ロボット支援腹腔鏡下手術のような腹腔鏡操作と高度な体位変換を要する手術では、低血圧を避け、臓器血流と安定した血行動態を維持することが、たこつぼ型心筋症を予防することに寄与するかもしれない。
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