投稿論文 症例報告
婦人科領域における巨大腫瘍摘出術の麻酔・周術期管理
山根 光知
1
,
青山 正
,
青木 鷹平
,
鈴木 阿結
,
桃原 寛典
,
中村 匡男
,
野々垣 幹雄
,
山下 良
,
竹市 広
,
足立 裕史
1四日市市立四日市病院 麻酔科・集中治療部
キーワード:
覚醒
,
胸部X線診断
,
酸素飽和度測定
,
子宮筋腫
,
子宮摘出術
,
術後合併症
,
生殖器腫瘍-女性
,
全身麻酔
,
気管内挿管法
,
卵巣腫瘍
,
Desflurane
,
Remifentanil
,
肺水腫-再拡張性
,
腹部CT
Keyword:
Arousal
,
Anesthesia, General
,
Genital Neoplasms, Female
,
Leiomyoma
,
Hysterectomy
,
Intubation, Intratracheal
,
Radiography, Thoracic
,
Ovarian Neoplasms
,
Oximetry
,
Desflurane
,
Remifentanil
,
Postoperative Complications
pp.849-854
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021294648
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婦人科領域における巨大腫瘍摘出術の周術期管理には、注意を要する点がある。麻酔導入時の無気肺の形成、気道確保の困難性により低酸素血症を引き起こす危険性がある。また、腫瘍摘出後に再膨張性肺水腫(reexpansion pulmonary edema:RPE)が発症する危険性がある。巨大腹腔内腫瘍摘出術の周術期管理では、これらの危険性を想定して全身管理を行うべきである。
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