投稿論文 症例報告
脊髄空洞症を伴うアーノルド・キアリ奇形I型術後の無痛分娩麻酔経験
佐藤 聖子
1
,
千々岩 絵里子
,
大脇 涼子
,
東 みどり子
,
秋吉 浩三郎
1福岡大学病院 麻酔科
キーワード:
Arnold-Chiari奇形
,
Fentanyl
,
硬膜外鎮痛
,
産科無痛法
,
MRI
,
自己調節鎮痛法
,
脊髄空洞症
,
妊娠合併症
,
ハイリスク妊娠
,
Levobupivacaine
Keyword:
Arnold-Chiari Malformation
,
Fentanyl
,
Syringomyelia
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Analgesia, Patient-Controlled
,
Analgesia, Obstetrical
,
Analgesia, Epidural
,
Levobupivacaine
,
Pregnancy Complications
,
Pregnancy, High-Risk
pp.844-848
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021294647
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アーノルド・キアリ奇形、脊髄空洞症妊婦の分娩では脳圧を上げない管理が重要となる。硬膜外鎮痛無痛分娩で安全に管理しえた症例を報告する。症例は23歳、女性、身長153cm、体重56kgの初産婦である。18歳で大孔部減圧術を受けた。妊娠時に左肩の感覚低下があった。39週で硬膜外鎮痛無痛分娩を行い、神経症状の悪化なく分娩した。
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