投稿論文 症例報告
重症慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における子宮全摘術の麻酔管理
伊藤 芳彰
1
,
米倉 寛
,
中森 裕毅
,
松成 泰典
,
上村 和紀
,
亀井 政孝
1国立循環器病研究センター 麻酔科
キーワード:
Phenylephrine
,
血液循環
,
血栓塞栓症
,
子宮筋腫
,
子宮摘出術
,
全身麻酔
,
動脈内膜切除術
,
肺高血圧症
,
肺塞栓症
,
貧血
,
Remifentanil
,
Sevoflurane
Keyword:
Anesthesia, General
,
Anemia
,
Leiomyoma
,
Hypertension, Pulmonary
,
Hysterectomy
,
Thromboembolism
,
Phenylephrine
,
Remifentanil
,
Sevoflurane
,
Pulmonary Embolism
,
Endarterectomy
,
Blood Circulation
pp.1225-1231
発行日 2021年11月10日
Published Date 2021/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022030013
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肺動脈血栓内膜摘除術(PEA)適用のある重症慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)患者に対する子宮全摘術の麻酔を経験した。"右室-肺動脈(RV-PA)カップリングによるエネルギー効率を最適化する"という治療概念を背景に周術期循環管理を安全に施行することができた。システム生理学の観点から、その循環管理法について報告する。
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