投稿論文 紹介
気管挿管用密閉気密ボックスの作製
田中 暢
1
,
末吉 俊貴
1医誠会病院 集中治療部
キーワード:
機器のデザイン
,
機器と資材用品
,
気管内挿管法
,
感染予防管理
,
COVID-19
Keyword:
Equipment and Supplies
,
Equipment Design
,
Infection Control
,
Intubation, Intratracheal
,
COVID-19
pp.1369-1372
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022069475
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新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)を疑う症例の気管挿管の際には、エアロゾル対策が必要となる。われわれは、気管挿管用に患者の頭部を覆い、高気密陰圧空間内で気管挿管を行うための気管挿管用ボックスを作製し使用している。特徴はhigh efficiency particulate air(HEPA)フィルタを通して排気し、エアロゾルの周囲への拡散を抑えた点である。周囲への飛沫の飛散やエアロゾルの拡散を防ぎ、室内の医療従事者への二次感染を防ぐことが期待できる。
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