投稿論文 短報
口腔内索状物による開口制限のため挿管困難であった新生児症例の麻酔経験
松波 小百合
1
,
間嶋 望
,
北埜 学
,
中野 祥子
,
南 敏明
1大阪医科大学 麻酔科学教室
キーワード:
Fentanyl
,
開口障害
,
口腔疾患
,
酸素吸入療法
,
静脈麻酔
,
気管内挿管法
,
大動脈縮窄症
,
麻酔
,
マスク
,
Sevoflurane
,
挿管困難症
,
肺動脈絞扼術
Keyword:
Anesthesia
,
Aortic Coarctation
,
Anesthesia, Intravenous
,
Fentanyl
,
Masks
,
Intubation, Intratracheal
,
Trismus
,
Mouth Diseases
,
Oxygen Inhalation Therapy
,
Sevoflurane
pp.1000-1002
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021070131
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症例は日齢6の男児で、大動脈縮窄複合による肺血流増加に対し両側肺動脈絞扼術が予定された。術前検査で口腔内索状物による開口制限を認め、挿管困難と判断し、局所麻酔下で口腔内索状物を切除した。切除後は開口可能となり、エアウェイスコープの新生児用イントロックを挿入し、気管挿管下に手術を施行することができ、術後経過も良好であった。
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