投稿論文 臨床経験
重症筋無力症に対する胸腺摘出術10症例における麻酔法の検討
菊地 梓
1
,
新井 丈郎
,
島崎 睦久
,
久野 裕一郎
,
奥田 泰久
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
Fentanyl
,
Propofol
,
吸入麻酔
,
胸腺摘出術
,
重症筋無力症
,
硬膜外麻酔
,
静脈麻酔
,
麻酔
,
後向き研究
,
Remifentanil
,
Rocuronium
,
Sevoflurane
,
Sugammadex
Keyword:
Anesthesia
,
Anesthesia, Epidural
,
Anesthesia, Inhalation
,
Anesthesia, Intravenous
,
Fentanyl
,
Retrospective Studies
,
Propofol
,
Thymectomy
,
Myasthenia Gravis
,
Sugammadex
,
Remifentanil
,
Rocuronium
,
Sevoflurane
pp.990-994
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2020377619
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重症筋無力症患者では、骨格筋や呼吸筋の筋力低下を呈するため、麻酔管理においてはさまざまな注意を要する。例えば、非脱分極性筋弛緩薬の使用にあたっては、筋弛緩の効果が遷延する可能性がある。そこで、今回、当院における重症筋無力症患者に対する胸腺摘出術10症例における麻酔管理や術後経過について後ろ向きに検討した。その結果、すべての症例において、術後経過も含め合併症の発生なく麻酔管理を行うことができた。
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