投稿論文 症例
後天性被角線維腫との鑑別を要した表在性肢端線維粘液腫の1例
坂田 憲亮
1
,
右田 尚
,
織田 洋子
,
井上 卓也
,
米満 伸久
,
清川 兼輔
1織田病院 形成外科
キーワード:
Neprilysin
,
Vimentin
,
線維腫
,
足指
,
軟部組織腫瘍
,
免疫組織化学
,
CD34抗原
,
足部疾患
,
後天性指頭線維性角化腫
Keyword:
Foot Diseases
,
Fibroma
,
Soft Tissue Neoplasms
,
Toes
,
Neprilysin
,
Immunohistochemistry
,
Vimentin
,
Antigens, CD34
pp.1232-1239
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J00398.2022021377
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65歳女性。約15年前より自覚した左第II趾の皮膚腫瘤を主訴とした。同部の指尖部外側に直径約10mm、弾性軟の腫瘤性病変を認め、後天性被角線維腫(ADF)を疑って腫瘍の全摘を行った。生検の結果、腫瘍は表在性肢端線維粘液腫(SAF)であった。本例はADFとSAFの鑑別を要した。
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