特集 CQ&図解で学ぶ 生殖医療の基礎講座
Ⅳ 一般的な生殖医療
CQ 16 タイミング指導,排卵時期の推定はどのように行うか?
福原 理恵
1
,
横山 良仁
1
1弘前大学医学部附属病院産科婦人科
pp.1262-1266
発行日 2025年11月30日
Published Date 2025/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003615
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A
▶一般臨床におけるタイミング指導は,経腟超音波断層法による卵胞モニタリングで主席卵胞径が18mm程度になった時点で,当日または翌日,さらに複数回の性交を指導する。
▶排卵時期を推定する方法として,基礎体温,尿中LH検査,頸管粘液,経腟超音波検査による卵胞発育モニタリングがある。
▶病院受診が困難な患者では,月経周期のアプリケーションと患者自身で実施可能な排卵時期を推定する検査法を併用することで,有効なタイミング法を実施することも選択肢となる。

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